Claw44で自作キーボードデビューした

2019/09/07に 遊舎工房 さんで Claw44 を購入して組み立ててきました。 組み立てのサポートをしてくれた遊舎工房のスタッフの皆様に感謝します。

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Claw44

Claw44 はふく( @yfuku_) さんが設計したキーボードです。大きな特徴は 左右の親指で押すキーが円状に4つ配置されている デザインです。 みやおか さんが使ってるのを見てこの見た目に一目惚れしたので、今回無事に組み立てることができて最高です。

ビルドガイド も細かく詳しく記載されているので作業に困ることはありませんでした。 はんだ付け作業は20年以上やってなかったのでできるか心配でしたがなんとかなりました。

組み立て完成までのタイムライン

当日のタイムラインは以下の通りです。閉店時間間際まで作業していて時間ギリギリでした。

時刻 出来事
13:48 作業スペースに着席してビルドガイドに目を通す
14:00 ダイオードを曲げ始める
14:16 PCBにダイオードを差し込む
14:31 ┣ 1枚目終わり
14:43 ┗ 2枚目終わり
14:45 ダイオードのはんだ付け
15:04 ┣ 1枚目終わり
15:18 ┗ 2枚目終わり
15:20 キースイッチ用ソケット取り付け
16:11 ┣ 1枚目終わり
16:33 ┗ 2枚目終わり
16:35 TRRSとリセットボタンの取り付け
16:44 ┗ 2枚とも終了
16:45 ProMicroの取り付け
16:50 ┗ 2枚とも終了
休憩
17:20 PCBにプレートの取り付け
17:50 ┗ 2枚とも終了
キーユニットを取り付けて動作確認
18:50 動作確認完了!!!
18:53 作業スペースレンタル代を清算して退店

組み立て作業のはまりどころ

キースイッチ用ソケットは取り付け慣れるのに時間がかかりました。あらかじめはんだを盛っておいたところをはめ込む直前に溶かすのですが、ゆっくりしているとはんだが固まってしまうし、斜めに刺さったまま固まってしまったり…。

また、動作確認の際に反応がないキーが3つありました。原因はキースイッチの針を取り付け時に曲げてしまったことでした。スイッチを外してラジオペンチで針をまっすぐに直してから挿し直しました。

4時間ほど使ってみての感想

今まさにこの記事を書くのにClaw44を使っています。率直に言うと 慣れるまで大変そうだけど慣れたら強い相棒になる と感じています。 僕は初めて40%キーボードに触ったため、数字キーや一部記号キーがないことが大変に感じる原因だと思います。まずは配置に慣れること。この量の文章書くだけで200分くらいかかっている(文章推敲のぞく)のでしばらく練習が必要です。

  • 小指が無意識にenterやbackspaceを押そうとしてさまよう
    • 親指を使うよう意識する
  • aを押したつもりがsだった、eのつもりがfだった
    • この記事を書いているうちに慣れてきた 
  • 記号の場所がわからない
    • %とか#とか@とかどこにあるんだ
  • SHIFT + Command + [ などの入力がしんどい

慣れた先には快適なキボードライフがある予感がしています。

今後やりたいこと

  • OLEDモジュールを追加したい
  • キーマップを変更したい
    • 日本語キーはいらない
    • 右SHIFTを有効に使えてないので何か別のキーを割り当てたい
  • キーキャップ変えたい
  • 別のキースイッチも試してみたい
  • TRRSケーブルとプレートの色を合わせたい
  • なんならプレートの色を自分で塗装して変えてみたい

etc etc ...

やってみたいことがどんどん湧いてくる、なるほどこれがキーボード沼…。自分好みのキーボードを作る作業がこれから続きそうです。